新年あけましておめでとうございます。
お陰様で元旦からの大雪も感じることなく心も体もとても暖かい新年を迎えることができました。渡辺さんたちの魂のこもった心遣いが家の隅々まで感じられて、この家のすばらしさに毎日感動しております。
そしてこの家は日々の生活がとてもリッチで私たち家族をリゾート気分にさせてくれる安らぎの空間でもあります。本当にわがままいっぱいの「家を建てる」夢を全部受け止めて下さって、渡辺さんには心から感謝いたします。これから、この家の家族にふさわしいように、皆で仲良く幸せいっぱいになります!ありがとうございました!
● 手書きのお手紙はこちらからご覧いただけます。
2003年の夏から、秋にかけて壁塗り体験をしました。 高2・中1の息子と娘が住工房さんの指導を受けて、自分たちの部屋を『珪藻土』で仕上げたのです。
床は仕上材に『柿渋』を選び、床塗りにもチャレンジ。お風呂は青森ヒバで、お願いし、目指すは『健康住宅』です。
家造りに参加するきっかけになったのは、『今はこんなにいい材料手に入りませんよ。 どこでこの灌木を手に入れましたか?』我が家の座敷を見て話をしてくれたいろいろな大工さんたちの言葉でした。
自分の力で新築の家を建てるのが夢だった私の思いは、ここで淡くも崩れ、大改造の増改築に変更になったのです。 70年以上も前に孫の代まで考えて、潅木を用意した義祖父。それを使って30年前に家を建てた義父。それを守ろうとする夫。
それをかたってくれた義母の気持ちを汲んで、決心を変えたのです。(というより義母の熱意に負けたというのが本音です。) そんな時、縁あって住工房の渡辺さんと阿部さんに出会いました。
三世代同居、しかも家族みんなで壁を塗ったという渡辺さんのご自宅は、突然訪問してもいつも整然としていて、 渡辺さんが家と家族をとても大事にしている気持ちが伝わったのです。
『私もこんな家を造りたい』 夏休み、いよいよ子供と私の出番が来ました。言うはやすしで二部屋を家族総出で4日もかかり、天井を塗るのは至難の業。
固いと力が入り、肩が凝る。緩いと顔にこぼれて、『泥パックならぬ、珪藻土パック...』という具合に、あれから2年。 住工房さんのおかげで、アレルギー体質の我が子たちは、快適に過ごしております。
まさに健康住宅です。 今では子供たちの城(部屋)には、友達がたくさん遊びに来ます。自分の力で自分の部屋をリフォームできたことで、 この先も自分の部屋を大切にしてくれることを確信し、住工房さんに出会えたことを心から感謝している毎日です。
これからも珪藻土で塗ってみたいというご家庭があったら、お手伝いに行きますので、いつでも声をかけてください。
友達が、『内覧会をやるので手伝いに来て!』というのです。内覧会って業者主催じゃないの?と思いつつ顔を出してみたら、『壁塗り体験』、『障子貼り体験』、『ガレージセール』 他にもたくさんのイベントやっていたのです。
私の他にも懐かしい友人が総勢10人以上も集められ、クラス会と文化祭を一緒にやっているような雰囲気でした。この内覧会は、友人が言い出したことだったのです。
どうしてそこまでやるのか聞いてみると、『予想以上の出来栄えに大満足で、すばらしい家を造ってくれた感謝の気持ちで主催した。』とのことでした。
それから1年半、我が家も完成しました。整理整頓ができて、子供部屋が整然としています。二階のホールは、多目的スペースとして大活躍です。この広々としたホールで、子供たちの笑い声が飛び交い、幸せを感じている毎日です。
我が家のリフォームの目的は、『人にやさしく、人の集うスペースを創りたい』ということでした。
わがままな注文のひとつひとつをクリアして、おかげさまで広々とした空間ができました。居間の太い大黒柱。この柱は家の中心として、これから我が家を支えてくれるはずです。
そして、住工房さんが言ってくれた珪藻土の壁は、呼吸する壁。 梅雨のじめじめさを感じないで、さわやかに過ごすことができました。
キッチンは車椅子に乗ったまま入れるようになり、春には教え子たちが来てオムライスを作ってご馳走してくれました。家を改造することは、夢の実現です。『リフォームして良かったと思って毎日生活できること』が我が家の一番です。
住工房さんは、夢の実現に向けて丁寧にサポートしてくれました。とても感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。